学習デザインサポート:テスト2週間前、3年生がまず終わらせておくべきこと

中学生の家庭学習のコツ

テストまで2週間を切りました。

テスト対策は、基本的には自分でスケジュールを決めて勉強をしていく。これが大前提。
そのうえで、説明が必要な部分は、個別に指導していきます。

今回は、3年生対象に、

「テスト14日前から10日前。この時期、自分でどこまでおわらせておくべきか?」

について、具体的にお伝えしていきます。

優先順位①:数学

「第一章 式の計算」の範囲をまず自力でやっておく。
以下は、やり進めるうえでの細かい注意点。

・私がサポートしている中学校でいえば、8から25ページ。
・予習したうえで、26と27もやれればなおよし(教科書を見ればそれほど難しくなく理解できるか)
・8から25のうち、「ドリル」「観点別評価テスト」以外の、8~13、16~21を優先してやっていく。それから、14,15,22,23,24,25をやる。
・解答は赤で絶対に書き込まない!
・「できなかった」「できたけど迷った」「次解けるか怪しい」ものに、マーカーで印をつける。
・「どれはできて、どれはできないのか」の分別ができることが大事。「できた、できない」は気にしないし、できないことで落ち込んだらダメ!
・わからない問題に時間をかけない。ちょっと考えてわからなかったらマーカーで印をつけて、次の問題に進む。

とくに、以下に注意!

・説明を聞いたり、解説を見て解けたものには、絶対にマーカーで印をつけておくこと!

自力で解けたものと、助けてもらって解けたものを混ぜてしまうと、せっかくワークを解いても、かなりやった意味が薄れてしまうよ!

優先順位➁:英語

やるべきことは次の二つ。

・範囲の音読。教科書ガイドのQRコードを読み込み、シャドーイング。日本語訳を見ながら、英文を読んだときに日本語訳が頭をよぎる状態を作っておく。20回前後は読んでおく。

・学校のワークをやる。わかるけどスペルが書けないものは、「わかった」としていい。わからなかったものには数学同様マーカーで印。

さらに理解を進めておきたい場合、
・市販の問題集を解く。
・英単語・熟語を書けるようにしておく。
と進めてもOK!

優先順位➂:理科・社会

・教科書の音読。
・学校ワーク。解けなかったところにマーカー。
・説明が欲しいところは、YOUTUBEで授業動画を探してみる。「とある男が授業をしてみた」の動画で、十分理解できると思うよ!

優先順位④:国語

国語は、私の方で直接サポートできた方が早いと思うので、家庭学習の中では優先順位は一番下。やるとしたらこのあたり。

テストに出そうなところを、教科書にたくさん書き込む(先日やりましたね)
・ワークは全部やる(答えを見て書き込んでもいい)
・ワークの答えを隠して、答えがわかるか試す。
・テスト範囲の漢字テストをやってみる。できなかったところだけ次回テスト。50問程度漢字はあるが、一回目にやって書けた漢字は2回目以降やらなくていい。2回目以降の漢字テストを、10問程度~30問程度のテストにするために、まずは一回テストして、次やらなくていい漢字はどれか、はっきりさせておく。

一つ言っておくと、今回のテストで、点の分かれ目は「俳句」になると予想しています。
授業でやる前に、こちらで解説をして、ワークを先にやってもらうのがいいかと思うので、次皆さんにお会いするときにまずやってみますね!

まとめ

もうここまで終わっていたら、とても優秀!
ここに書いたもので、まだ終わっていないものがあれば、日曜日まで(10日前まで)に終了させたいね!

正しい方法で行うことが大事。正しい作戦で進めて結果が出たときは、喜びも一層大きい。
今回もきっといい結果につなげられるはず。ワクワクして楽しんでやっていきましょう!!

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