一学期定期テストまで、あと2週間ほどになりました。
定期テスト対策は、2週間前と2週間を切ってからで、すべきことが変わってきます。
今回は、できるだけ分かりやすくシンプルに、テスト2週間前までにやっておくことを書き出してみます。
ただし、テスト2週間前までというと、あとほんの少ししかありません。
ですので、今回に限っては、
テスト10日前までにやっておけば OK ということで、少しハードルを下げて紹介したいと思います😊
国語
◯ノート、プリント、ワーク、小テスト、のうち、テストに出る率が高いものを2つ選び、
授業中の先生の説明や、出された問題、またその答えを、全て教科書に書き込もう!
◯テスト範囲全てに対して、ざっくりとでも説明してくれる人がいれば説明してもらおう→先輩や保護者の方、学校の先生、塾の先生など。
→国語の勉強のしづらい原因は、
「これを見ておけば、テストに出るところがすべてわかる!」という資料がないというところにあります。
教科書に、覚えておくべきポイントが説明されてるわけではない、のが国語の教科書の特徴。
ですので、国語の教科書の空欄に、たくさん書き込みをし、教科書を書き込みでいっぱいにしていきます。
「書き込み満載のこの国語教科書さえ見ておけば全てのポイントは書かれている」状態にもっていきましょう!
また、国語は、どこが理解すべきポイントなのかはっきりしない、という場合も多いです。
先輩や、学校の先生などに、ポイントを短時間でも聞けると、効率はぐんと上がります。
数学
◯今教科書でやっているところまでのワークは全て一通り終え、自力では解けない、解けないかもしれないものに、マーカーで印をつけておく。
◯もし、少し数学を教えてもらえそうな方が近くにいれば、テスト範囲に入ってくるけどまだ授業でやっていないところは個別にサッと教えてもらっちゃう。
→数学は、問題を解くのに時間がかかる教科です。
テスト2週間前を切ると、今まであまり触れてこなかった社会や理科、また、英語は単語、国語は漢字など、やるべきことが増えてきます。
テスト2週間前に新たに数学のわからないところを集中して勉強しようとすると、他の教科の勉強ができません。
また、地域差はありますが、数学のワーク提出を求められるという場合もまだあります。
数学に限りませんが、テスト前に提出物を出すための作業をやっている時間なんてありません。
テスト前にワークを提出できるように埋めながら、テスト勉強してると思い込みたくなる気持ちは分かりますが、それはテスト前にやるべきことではないです。
できるだけ早くワークの一周目を終わらせて、わかるところと分からないところをはっきりと分けてしまいましょう。
そして、テスト範囲だけどまだ授業で説明していない部分は、わかる人にサッと教えてもらってしまう。そうすれば、テスト範囲すべてをワークで確認できる状態になるので、計画にずいぶん余裕が出てきます!
英語
◯QR コードを使って、英文の音読を参考に本文を読む!同時に読めるように練習する!
→ただ読むだけではなくて、日本語訳を見ながら,時々確認しながら読みましょう。(おすすめは、教科書ガイドを使って英文と日本語訳を一緒に見ていくこと!)
そのうち日本語訳を見なくても、英文を読んでいるときに日本語訳が頭に思い浮かぶようになります。
その状態を作れるまで、読んでおくことです。15回から25回くらいでしょうか?→何日かに分けて読む方がむしろ良くて、きっと思ったより時間もかかりません。
◯学校ワークを一通り終わらせ、数学同様に、自力で解けないかもしれない問題に印をつける。
その際、単語が書けないものについてはひとまずおいておく。スペルを間違えたけど、答えは分かった、というものは印をつけなくてもいいです。
→とにかく英文に慣れておくことが大事なのと、
教科書に出てきている話題がどんなものなのか、これは日本語としてイメージを作っておくことが大事。
とにかく慣れておくことで、この後、英単語や熟語を覚えていく時にスムーズに入っていくことができます。
中には、英単語のスペルは見ただけである程度覚えられるという人もいますが、そうではない人も当然います。
英単語を覚えるのが苦手という人は特に、
最初は英単語を覚えようとする前に、英文自体に慣れておくこと。そして、その英文の日本語での意味をイメージできるようにしておくこと。
これが、テスト前に英単語英熟語を書けるようになるための大事な準備です!
理科・社会
◯教科書を、音読する。おすすめは、音読しながら、「へえー!」とか、「なるほどー!」とか、感想やツッコミを入れながら読むことです😊
◯学校ワークを解き、「解けなかったもの」「次やったら解けないかもしれないもの」にマーカーで印をつける。
〇説明が聞きたいと思うところは、youtubeで授業動画を調べて、見てみる。
→理科社会に限らず、今までの日本の教育は、
細かいブロックを積み上げるように1つ1つ覚えていくという発想が多かったです。
ですが、最近は、
・全体像を捉えることが大事であること
・全て自分の中に入れてから問題を解くのではなく、自分に入ってるものが中途半端でもとにかくそれを出してみること→問題を解いたり、人に説明したり。
などが大事だと言われることが多くなってきました。
私としても経験上、その考えには同感です。
人から教わるより、不十分でも人に教えようとした方が身に着くし、
完全に分かるようになる前でも、問題を解いてわからないところに気づいていく方が、効率よく勉強することができる。そう思うからです。
まとめ〜正しい方向性で努力しよう〜
いかがだったでしょうか。
私自身が子供の頃には言われなかったような勉強法も結構あるかなと思います。
世の中は絶えず変わっていき、勉強方法やテスト対策についても、どんなやり方がベストなのかというアイディアはどんどん進化しています。
☓昔ながらのやり方だが、今ひとつ意味があるとは思えない方法
☓効果は疑わしいが、みんなやっている方法
☓とにかく長くやればいいという根性論
こういったものにとらわれすぎず、
◯いかに時間を無駄にかけずに、
◯意味のあるやり方で物事に取り組むか
という考えを、常に基本にもってもらえたらなと思います。
正直、学校の先生がおっしゃるアドバイスであっても、自分としては効果的でない、というものも一定数含まれていると思います。
ですから、学校の先生のアドバイスは一度受け取りつつも、一方では、より効果的で、できれば楽しい方法で、最新の勉強の方法を試していく、そういう考えを大切にしてほしいです。
まずは、ここ数日で、ここであげた宿題リストを片っ端からやっつけて、テスト10日前からの勉強を気持ちよく進めていくための準備を完了させましょう!
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