中学に入る前に知っておいてほしい、勉強で困らないために身につけておくこと

家庭教師・学習サポート

 中学校に入ったら勉強が大変で、お子さんがついていけるか不安な保護者の方、いらっしゃいますよね。

 塾に行かせなければいけないとか、

 どんな問題集を用意しなければいけないかとか、

そういったことでお悩みの保護者の方は多いかなと思います。

 でも 実は、 塾や問題集をどうするかよりも大事なポイントが1つあります。

 今日は、中学校に上がる前に知っておいてほしい 「勉強で困らないために身につけておくこと」についてお話しします。

 それは、「学校の授業を大切にする」ということです。

今日は、「学校の授業を大切にする」というテーマで書いていこうと思います。

多くのお子さん、保護者さん、前提が違うのでは?

高いお金を出して塾に通い、 いくつもの問題集を揃えて、家庭学習を長時間やる計画を立てている お子さん、保護者の方はたくさんいらっしゃいます。

ですが、 ちょっとここで立ち止まってみてください。

 そもそもの前提が間違っていませんか。

 学校で学ぶ内容において、 まずメインとすべきは学校の授業です。

 学校の授業の延長で宿題などが出されることもありますね。

 学校の授業、宿題、がまず先にきます。そのうえで、 それを補うための問題集や塾があります。

 優先順位をつけると以下のようになります。

 ① 学校の授業

 ➁ 宿題

➂ 市販の問題集や塾

 そのなかで、優先順位①である学校の授業があまりにも軽視されています。

 学校の授業を見直すことで 家庭学習の時間はかなり減らせます。

 ではここから 具体的に学校の授業の 受け方について どの点を改善していけばいいのかお伝えしていこうと思います。

学校の授業の受け方、大切なこと2選

❶ 先生の話をしっかり聞く

 先生の話をしっかり聞きましょう。 授業中は、先生の話にしっかり集中すべきです。

 当たり前のようですが、 ここができていない子が多いと感じます。

どうも 授業をただそこにいればいいと考えているお子さんは多いようです。

友達とのおしゃべりで、授業という「苦痛の時間」をやり過ごしているという場合も。

まずは、他のことに気を取られないで、授業をしっかり聞くこと。 それが大事ですね。

❷ノートを取る

 黒板に書かれたことをノートに取りましょう。 まずは最低限、板書されたことを全て 書き写すことです。

 できれば先生のつぶやき などもノートに取りたいですが、 まずは最低限 黒板を全てノートの上に書き写しておくことをやりましょう。

 以上 2点をまず大事にしましょう。

 では次に、 同じ内容ですが もう少し深掘りします。 禁止事項について言います。

授業の受け方、禁止事項2選

❶ 先生が話している時に余計な話をしない。

先生が話している時に余計な話をしているお子さんは多いです。

 これは3つの意味で 非常にマイナスです。

 1つ目の意味は、自分が先生の話を聞き逃すこと。

 2つ目の意味は、 話しかけられた生徒や、周りにいる生徒の授業の理解度を著しく下げること。

 3つ目の意味は、先生の授業の質を恐ろしく引き下げること。

 特に3つ目、先生の授業の質を恐ろしく引き下げることについては、教員の立場からすると本当に深刻です。

 こちらが 説明に集中できなくなって、注意しなければいけなくなって、何を言っていたかわかんなくなってしまうんですね。

 正直 ちょっと怒りの感情も抱きます。できるだけみんなが理解できるようにと思って準備して 授業は行うので、一撃でその努力を無駄にされたような感じになってしまいます。

授業中におしゃべりしてしまうお子さんについては、教員の目から見るとどうしても意欲があるようには映らないので、評定もマイナスにつけがちになります。

お子さんの中には、様々な特性をお持ちの方もいらっしゃいます。ですので、できるだけ主観を入れないようにとは思うのですが、

授業の進行を止めた子に5をつけて、そうでない子に4をつけるとなった時に、

ほかの子に迷惑かけてる方が5か…となると、 やっぱり修正しようか…となってしまいます。 そういった習性は十分起こりえます。

先生がお話をしている時には余計な話はしないようにしましょう。

❷ノートを取らない

ノートを取らないのは様々な意味でマイナスです。

1つ目としては、授業中にやることがなくなって暇になる。

2つ目としては、記憶の定着度が 下がる。

 3つ目としては、 ノート 点検などがあった時に 評定が1つ下がるくらい評価が下がる。

最低限 黒板に書かれたことは全てノートに書いておくようにしましょう。

 まとめ。 まずは授業を大切にしよう。

 前提として、まず家庭学習をいっぱい やる、という発想ではなくて、

授業でできるだけ理解して帰ってくる、なんだったら宿題は学校で終わらせてくる、

 つまり、学校という建物の中にいる間にできるだけ 勉強を終わらせるという発想を持つこと。

 その科目の専門家である先生がしゃべっているその空間こそが、授業内容を一番理解できる場所です。

中学校では28から29単位時間ぐらい 授業を受けます。

 しかも一番頭がフレッシュな午前中の時間に話を聞きます。

 同じだけの量と効果を、夜の勉強で補おうとしても それは無理です。

 学びのメインは学校にいる時間、ということをしっかりと理解して、

「どの塾にいこうか」とか「どの問題集を使おうか」の前に、授業を大事にするというスタイルをしっかり身につけてしまってほしいと思います。

 今後も、 中学生が勉強に困らないようにお役立ち情報を掲載していこうと思います。

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