5月17日、練習記録です。
パスもすごくうまくなりそう!
まずはキックの「コツ」から指導。
コツとして伝えたのは
・ボールの横に軸足を踏み込む
・軸足のつま先は蹴る方向に向ける
・当てる面を固定
・全身のリラックス
…今まで、キックってあまりやってなかったのね笑
でもその分、キックというものに対する興味やあこがれはあるみたい。
みんな、ドリブルばっかり好きなのかなと思ってました笑
とても興味を示してくれたから…これは、伸びる予感!
コントロールもやった!
コツとして伝えたのは…
・当てる面をボールに向ける
・(インサイドのコントロール)つま先を上げることによって、ボールが逃げていかないようにする
…こちらも、あまり意識して練習はしてこなかったみたい。
でもその分、覚えが速く、10分後にはおおむねできるようになったこが多かったです。
今まで、中学年代を教えることが多かったから、「ゴールデンエイジ」の「即座の習得」をあまり見たことがなかったのですが、「こんなに、一瞬でうまくなっちゃうんだー!」と驚きました。
…これは、指導が楽しい!
コントロール&パス の戦術的要素①敵なしアナリティコトレーニングにて
コツとして伝えたのは…
・半身でかまえる(へそをボールに向けない)ことにより、前を向くコントロールができる。
・遠い方の足でコントロールする。
・パサーがコントロールしたら、マーカーから離れて遠い方の足でコントロールする準備をする。
・ファーストタッチで、コントロールした足と同じ、遠い方の足でパスできる位置にボールを止める(処理する、コントロールする)
コントロール&パス に関わる戦術的要素=パスライン/サポート 敵ありグローバルトレーニングにて
コツとして伝えたのは…
・パスを出す相手と自分の間に敵がいない位置に移動してサポートする(パスラインを引く)。
・味方が困っていたら下がってサポートし、いよいよ困っていたらボールより下がってサポート(緊急のサポート/エメルヘンシア)
こ、この子たちは…すごいぞ!
驚いた!サッカーを始めて間もない子、しかも3年生。技術的にはまだこれからという感じでも、「エメルヘンシア」がわかるんだ!中学生や大人でも、なかなかわからない選手もけっこういるのに笑
味方が相手に詰められていたらしっかりサポートの高さを下げて、緊急時にはボールより下がってサポート!しかも1人がうまくプレーしたら、たちまちいっしょのグループ全員で一気に身につけてしまった。お見それしました!
この年代の指導経験があまりないから、正直もっとできないと思っていたんです。年代別の指導指針が書かれた本からなんとなくイメージをもらって指導していました。
そのイメージよりも、もっとこの子たちはできることがどんどん増えそう!ちゃんとかみ砕いて伝えてあげられたら、思ったよりもたくさんのことを吸収してくれそうだと、やや子どもたちへの期待値を上方修正しました。
その子その子によって、得意なものが違うのもまた面白い。それぞれの子の得意なプレー(ボールを扱わない戦術的な動きも含めて)を見いだしてあげて、「君それすごい得意だね!」と伝えてあげられたときが気持ちいい。それがうまく伝えられたときは、その子はその後自信を持っていいプレーを連発してくれるから!
そして、仲間も、その子のいいプレーを見てまねしていく。コーチが話すことも大事だけど、仲間から伝わっていってみんなが良いプレーをし始める、「いいプレーの伝染」が起きたときは、教えている側もとても楽しくなります!
まとめ
今日も、子どもたちの成長の早さにただただ驚く一日でした。
こんなに成長してくれて、しかも興味深く指導に耳を傾けてくれたら、ちょっと無理してもグラウンドに行きたくなっちゃうね。
いつまでここに来れる状況でいられるかはわからないけど、できるかぎり顔を出して、子どもたちの成長を感じていたいと思いました。
去年の6年生にもたくさん思い出をもらったけど、今年の子どもたちにもたくさん思い出をもらえそう。
なりゆきで今はU10を見ることが多いけど、他の年代の子どもたちの様子も、ちょくちょくのぞいていきたいと思います。
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