達成感、生きていることへの感謝、良き人に囲まれる幸福感。そのバランスについて

忙しくも充実日々を過ごしています。

一期一会の貴重な出会いの数々。
自分がもっている、生来の「図々しさ」で、次から次へと助けてくれる人が現れて、
1人では何年もかかる「気づき」のステージへと導いてくれます。

先週までは、とにかく、たくさんの人に会って、思いつくままに学んでいました。

今週は、より目標とする姿にダイレクトに近づくため、やることを整理しようと思っています。

自分という人間の能力には、限界がある。

「限界は超えるためにある」のような感じで、
健康を害しても学びを続けたこともありました。

ですが、今は、自分を使った人体実験みたいなやり方はやめようと思っています。

今を楽しみながら、濃密な学びを繰り返すには、どうすればいいのか?

ここ数年の学びをふりかえって、僕が現時点でたどり着いた学びのバランス、
仮説としての「黄金比」についてまとめたいと思います。

「達成感」、だけは追い求めない~「生きている喜び」「家族といる喜び」を存分に味わおう

僕が今、達成感を味わえることはたくさんあります。

スープカレーショップがよりお客様に喜ばれるかを、マーケティング視点で考えることにより、
新たな挑戦に対するワクワク感と、自分自身の成長を感じる。

地域のサッカー少年団で指導をさせていただき、トレーニング前後で成長を確認することにより、
価値を提供できているという実感と、自信を得る。

サッカークラブで未就学児のスクールで指導させていただき、
トレーニングを成立させることができたときに、
新たな挑戦をしている実感と、新たな学びの期待をいただいていることに対して
ワクワク感を得る。

中学生に対して短い時間で学習指導をし、テストで望む成績を得ることができたと聞いたとき、
また、テスト前でもテスト勉強に不安を抱かずに過ごしてもらえたと聞いたとき、
学校での学習を効果的に行うことに貢献できたという気持ち、
テスト前でも、テスト勉強以外の学びを行う時間と多少なりとも生み出してあげられたことに、
喜びと 確かな成果を感じる。

先週は、こういったことが一気に訪れ、とても楽しかったのです。

ただ、いっぽうで、もう一人の自分が語りかけてくるような感覚がありました。

トータルとして、満足できる生活をするべきである。
そのことが、結局は、世の中に価値を生み出すことを最大化する。

「達成感」は、人生をとても楽しくしてくれます。
ですが、楽しいからと言って、のめりこみすぎて、視野が狭くなってはいけないと思います。

個人的な考えですが、達成感は、
「飲めば飲むほどのどが渇く水」に似ている
ような気がします。

だから、達成感ばかりを追い求めたくなっているときは、注意が必要だと自分に言い聞かせます。

達成感だけは追い求めない。

何かを成し遂げる前に、すでにある幸せを大事にする。
そのことを心がけていこうと思いました。

すでにある幸せ、とは、、

生きている幸せ

家族を初めとする、良き人々と過ごす幸せ

の二つ。
このように自分の中で定義しています。

生きている幸せ

よく眠ることができている。

気持ちよく目覚めることができる。

心が安定している。

自然のなかを歩き、動物、植物、太陽、風、ときに雨の営みを感じる。

自分を痛めつけるような毎日、ノルマ、睡眠時間をとることができない生活と決別するために教職を離れたことを思いだそうと思いました。

精神的ストレスから、耳の聞こえが悪くなってしまった。メニエール病です。
でも、生活に困るほどの症状ではない。
この程度の症状で済んでいることに感謝。
このことが僕に教えてくれたことも、もう一度見つめようと思いました。

体を、心を、命を削るな。
むしろ、体の健康、心の安定、命の充実を、日々喜ぶことができたら、どんなにか素晴らしいか。
そのことを、いつも感謝するような生活をする。
何かを成し遂げるよりも、このことが大事。
何かを成し遂げるためには、このことこそが大事、と。

いつもそう考えることができる自分でいたいなと思っています。

家族、良き人々と過ごす幸せ

やりたいことが増えると、どうしても外に出ることが増えます。

また、一人で部屋にこもることが増えます。

娘、息子、妻といる時間は、どちらかと言えば減ってしまう。

超勤、深夜業務、死んだように眠る休日で、
子どもたちと過ごす時間がない
のがイヤだった。

家族と一緒に過ごしていても、残務のことが頭から離れず、
どこか焦っている、どこかいらついている。
そんな日々で、子どもたちが大人になるまで過ごす
のがイヤだった。

妻が、休日に仕事をする時間を作ってあげたかった。
最初、退職を考えたとき、そういうことも考えていたよな。

他人軸ということでなく、
自分は自分として、
家族と過ごす時間がほしかった
のでした。

子どもの成長をたくさん見せてもらいながら
毎日を過ごしたい。
これが、もしかしたら一番の退職理由だったかもしれない。

もっと、子どもたちと、家族といる時間を大切にしたい。

そんなことを考えていました。

妻、子どもたち。
親、兄弟。
それに加えて
友人や、お世話になった方々。
かつての教え子。

良き人々との時間を大切にする。

このことも、とても大事だと気づかされました。

良き人たち、ってそもそもどういう人たちだろう。
きっと、

損得や利益でつながっているわけではない、それだけでは絶対にない、
ただ、つながっているだけで幸せと感じることができる人たち

なんだろうなあって、思っています。

同時に、

ありのままの自分を受け入れてくれる人たち

でもあるなあって、思います。

 まとめ~生きる喜び、つながる喜び。達成することだけを追い求めない

教員時代か、その前からか。
ちょっと、やり過ぎる傾向にある人間だったかもしれません。

やり過ぎて得ることもあるが、何かを失うこともある。

頑張るのも自分、でも、自分を大切にするということも、とっても大事。

だから、走るだけではなく、
すでに身の回りにある幸せをじっくりかみしめる。
そんな時間を、意識して大切にしていく必要があるなあ
、と、
そんなことを感じた先週末から今日まででした。

チャンスが目の前にたくさん転がっています。
僕としては、がむしゃらに取りにいく、というよりは、

日々「生きる喜び」「つながる喜び」を感じながら、
自分が幸せになりながら、
世の中をよくしていく活動ができるように、
歩んでいきたいと思います。

そんなことを考える機会を与えてくれた、
いくつかの出来事に感謝。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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